釵は、本来は3本が1組で、両手に1本ずつ、そしてもう1本を腰(背中か脇)に差す、といわれています。
もしも、1本が手から落ちたときの予備ということと、投げるという技のためです。
釵は、打つ・突く・受ける・打ち落とす・投げるなどの技があるが、投げる技だけは、上手くいかない。
距離によるが、先端が刺さるのではなくて、柄頭が当たることが多い。
卍釵には、柄頭が付いているものと、先端が尖ったものとの2種類があります。
釵製作で、一番苦労するのは、翼の部分です。
機械での大量製作と異なって、1本ずつの手作りなので苦労をしています。
翼は、両方が同じ形状にならなくてはならない。それも2本共であるから、計4箇所を同じにするとなると失敗も多いです。
そんなこともあって、ついつい翼の鋼材を多めに購入してしまいます。
この度、倉庫整理を兼ねて、余った翼の部分の鋼材だけで、卍釵を製作しました。
得意の切子形の柄頭は無くて、先端が尖った形状です。
全長約50cm、重量約450g~500g
以前に、釵を購入した方に、特製のトンファーをプレゼントしていましたが、今回は、この卍釵をプレゼントしようと決めました。
しかし、先着10名様限りとなります。
危険なもののため、不用の方は、その旨を連絡くださいますように。