ティンベーといえば、亀の甲羅が 当たり前と思い込んでいたのですが、
沖縄伝統古武術・仲本政博著のティンベー(テンベェー)の項を読むと、
「亀の甲は、見た目は美しいが、実戦用には向かない。棒で突いたら一発で破壊されてしまう。亀甲は中間に背骨が通って強いが、背骨の外はみな脆い。亀甲の楯は装飾にしか使えない。」とある。
ティンベーは、相手の武器攻撃を防ぐ。相手の体に当てて押す。相手の顔面に当てて相手の視野を塞ぐ。
これが目的の楯であるので、極端に大きい必要性もない。
今回、アルミの板で製作してみました。
約31cm×約44cm 約600g