最後の忍者といわれる甲賀流忍術14世藤田西湖の心月流手裏剣術がある。
その心月流手裏剣術で用いる本物の手裏剣を見せていただきました。
棒手裏剣であるが、ただ先端が尖っているのではなくて、先端部には独特の細工があって、魅力がありました。
長さ・太さ・重量・形状を記録しました。
早速 同じ物を製作しようと夢中になったら、56本が完成しました。
いつも釵の購入者には、必ず何かをプレゼントしているのですが、これもその内、無くなってしまうのかも・・・・・
最後の忍者といわれる甲賀流忍術14世藤田西湖の心月流手裏剣術がある。
その心月流手裏剣術で用いる本物の手裏剣を見せていただきました。
棒手裏剣であるが、ただ先端が尖っているのではなくて、先端部には独特の細工があって、魅力がありました。
長さ・太さ・重量・形状を記録しました。
早速 同じ物を製作しようと夢中になったら、56本が完成しました。
いつも釵の購入者には、必ず何かをプレゼントしているのですが、これもその内、無くなってしまうのかも・・・・・
「ティンベー術」は、「ティンベー」という楯で防御し、「ローチン」という短い槍で攻撃する。
基本技のなかに、「手裏剣投げ組み手」があります。
今回、短い槍のローチンだけを注文されました。
この手裏剣投げ(投擲)の稽古もしたいというのです。
ローチンには、刃先の形状が、よく演武で見るクリスマスツリーの形のようなもの、
槍の形のもの、青竜刀の形のもの。こういう3種類があります。
投擲をしたいというので、クリスマスツリー型と槍型の2種類を製作しました。
今回の製作品
鉄甲の寸法
握り部分の長さが最重要です。
【突き】
(横から見る)
【突き】
(上から見る)
【鉄槌】
(横から見る)
【受け】
鉄甲は動かないで、手を広げるのみ
4本の指を若干広げれば、抜け落ちることはない
久しぶりに鉄甲を製作しました。
一定の長さで大量生産された鉄甲は、不都合が生じる。
というのは、鉄甲は、一度手を差し込んだら、その箇所から動くことはなく、
抜け落ちないために、4本の指を若干広げるだけなのです。
突きはこの位置・受けはこの位置というような、手の掌内で鉄甲を移動するというような、「一瞬の隙」をつくらない。
掴む部分の棒が長過ぎると、安定のために、親指で上から押さえる(鉄槌の持ち方)握り方をする方もあるが、その場合は、突きの威力が減少する。
個人個人の手の大きさによって、サイズが異なるので、個人個人の手のサイズを測定して製作するオーダーメイド品となります。
9月13日の午後に、SBSラジオ放送の移動放送局のスクーピーが武集館にやってきました。
若くてきれいな女性が二人降りてきて、「古武器の紹介と説明などをしてほしい」という。
生放送で、約10分間のインタビューに答えて説明をしました。
初体験。面白かった!
こちらのブログにも載せていただきました。
当館製作の釵には、「切り子形状の柄頭」が付いていますが、
それについての問い合わせがありましたので、説明します。
昭和40年代の、井上元勝先生や坂上隆祥先生の釵には、切り子形状の柄頭がありました。出版された書籍にも、その写真が載っています。
琉球古武術が普及して、釵が市場に出回った頃には、その形状は無くなりました。
殆どが丸形となりました。
それは、この部分の製作には、非常に手間暇が掛かるからです。
この切り子形状の柄頭によって、各自の釵のバランス調整をしていたものが、バランスを無視して、大量生産の安易さを選んだものと思われます。
昭和58年発行の 図解コーチ 護身杖道 鶴山晃瑞著 成美堂出版 に以下の内容が掲載されています。
参考になれば、幸いです。
琉球古武術研究の【奥伝】に動画を公開いたしました。
日本初のスルジンの動画です!
その昔に、先祖が刀鍛冶に作らせた鎌が幾つもありました。
それは「鎖鎌」を連想させるような形状でありました。
刃が、真っ直ぐでした。
その鎌の刃を落として、琉球古武術の武器にしました。
それが、最近になって、熱心な琉球古武術の修行者二人に譲渡しました。
無くなると、寂しいもので、その復刻版を最近製作しました。
刃の厚み:約5mm・刃の長さ:約20cm・
柄の長さ:約40cm・重量:約450gです。
そして、今度は、刃の部分が丸みを帯びた形状のものを製作しました。
刃の厚み:約3mm・刃の長さ:約17cm・
柄の長さ:約40cm・重量:約400gです。
サイズとしては、大きな差はないが、若干軽くなっています。
これも、形演武と組手に利用できます。
2019.03.24に由比体育館で行われる第44回 全国少年少女選手権大会に出場される大阪スポーツチャンバラ協会 攻誠館のみなさまが練習のためご利用くださいました。
毎年、ご利用いただきありがとうございます。
当館は、古武器製作のなかの、釵の製作が主になっています。
大型工場と異なって、大量生産はできません。
個人の工房ですから、ひとつひとつが手作りです。
材料費と実労働時間分(最低労働賃金計算)の金額で、利益は含んでいません。
それでも、当館の都合金額なので、購入者はどう思うのか?
倉庫内にある余った資材で、釵より手間が掛からずに製作できる武器もあります。
それを、「サービス品」として、複数の武器購入者に提供するときもありますが、 数が限られています。
ちなみに、釵は、懲りすぎているせいか、数日かかりますので、 サービス品とはなりません。
そして、価格でサービスする武器もあります。
今回も、「サービス品」の「鉄パイプ製のヌンチャク」を製作しました。
直径19mmのものです。
先日、釵を購入された方に、サービス品として、贈りました。